2025年08月16日
(マルコによる福音書5章25節~34節)
私たちの人生には、台風や地震のように予測できない苦難が突然訪れることがあります。
今日の聖書箇所に出てくる、12年間も長血を患っていた女性は、体の痛みだけでなく、共同体から疎外される苦しみも経験しました。
彼女は多くの医者にかかり、持っているものをすべて使い果たしましたが、病気はかえって悪化し、絶望の淵に立たされました。
しかし、彼女はイエスのうわさを聞いて最後の希望を抱き、人混みの中に紛れてイエスに近づく勇気を振り絞りました。
多くの人がイエスに触れましたが、彼女の切なる信仰に満ちたその接触だけが、イエスの力を引き出しました。
彼女は、ただ服に触れるだけで救われるという固い信仰を持っていました。
イエスはその信仰を見て、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」と仰いました。
これは、彼女の体の病だけでなく、罪人として扱われていた彼女のアイデンティティを回復させ、神の娘であることを宣言されたのです。
私たちがたとえ小さな信仰であっても主のもとへ進み出るとき、主は私たちに出会ってくださり、私たちの苦しみを癒してくださいます。
イエスの服に触れるだけで癒されるという信仰をもって進み出て、回復と平安を享受されることをお祈りします。